
これはED40形という、碓氷線用の国産初の電気機関車として大正時代に製造された、ED42形の旧モデルです。
標識に示す66.7‰という「15m進むと1mの高低差」の急勾配対応のためにレールの間にはラック(=ギザギザ部分)が敷かれ、蒸気機関車用に作られた天井の低いトンネルを通過するために車体側面(=オレンジ色の部分)から集電しています。
こうした珍しい仕様にも興味津々ですが、その背景にある碓氷峠という難所に鉄道を通した歴史の物語は、色々読んでみるとなかなか感動的。
(撮影日;2013.3.13)
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