

24. オーストラリア(2011.8.7〜)
このページは「渡航歴」のレポートです。
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ケアンズを起点に、7〜12日の6泊はキャンピングカー、13〜14日はケアンズ中心部のホテルに泊まりました。
車での移動ルートは、この写真の通りです。
ケアンズは、前年のダーウィンとは対照的に、日本からは身近な玄関口。
夜の飛行機で早朝にはもう着いちゃう。
日本人がウヨウヨ来るのは覚悟の上だけれど、今回は車だし大丈夫だろう。
2004年に7泊していて懐かしさもあるし。
車での移動内容は下表の通りです。
毎日の走行距離のバラつき加減が、今回の旅行の自由度を物語っていたりします(笑)
月日 | 走行距離 1,528.3 km |
到着地 | 給油 160.61 L |
ガソリン代 239.99 $ |
---|---|---|---|---|
8/7 | 88 km | Lake Eacham | --- | --- |
8/8 | 132 km | Millaa Millaa | 31.09 L | 46.60 $ |
8/9 | 273 km | Conjuboy | 33.40 L | 53.07 $ |
8/10 | 414 km | Townsville | 32.61 L | 48.56 $ |
8/11 | 187 km | Lucinda | 36.84 L | 53.38 $ |
8/12 | 347 km | Mareeba | 26.67 L | 38.38 $ |
8/13 | 82 km | Cairns | --- | --- |
過去3回のオーストラリア旅行は、豪州在住の知人からの情報を参考に計画を立てていたけれど、今回はそれがゼロ。
車で行こうとしている所は、日本で入手できるガイドブックには載っていないような場所が多く、また仕事が忙しくなってしまって、かなり準備不足のまま行った感がありました。
それでもスマートフォンの活用(後述)で補えたし、計画自体がアバウトだから行程に自由度が生まれて、予想以上に楽しかった。
意外だったのは、旅行の途中で「あと○○日しかない、足りない」という気持ちにあまりならなかった事。
(前年のダーウィンの時はそうだった)
計画が綿密過ぎなかったのが、その点で幸いしたのかも知れません。分からないけれど。
キャラバン旅行の勧め

今回で4回目。本当に楽しいですよ!お勧めです。
ホテルが無いような土地でも、キャラバンパーク(=オートキャンプ場)は大抵あって、道路標識にも表示されているので、事前計画に囚われない「自由な旅行」が楽しめます。
以下、よく聞かれる質問・不安について記します。
1.怖くない?
大丈夫!
荒野でサバイバルキャンプをしようというのでありません。
キャラバンパークという、料金を払う施設を利用したキャンプです。
ギャングや動物に襲われるという不安は無用です。(そう心配する人が意外と多い)
シニア夫婦などもリラックスして過ごしている場所なのです。
コテージやロッジに宿泊するのと同じようなモノです。
オーストラリアは英語です。 楽観的に考えれば、例えば韓国のような「書いてある事すら理解できない国」と比べたら、楽と言えます。
でも、レンタカーや宿泊先の現地での手続きなど、自力で行動する以上は、最低限の英語力は「不可欠」と言わざるを得ず、「何とかなるから大丈夫」と言うのは無責任な気がします。
…こればっかりは、経験を積み重ねていくしかありません。
きっと大切なのは「英語をもっと今より勉強したら、もっともっと楽しい経験ができる」という流れを自分の中で作る事なのだと思います。
その努力に値する魅力が、この「自由なキャラバン旅行」にはあります。絶対に!
トイレ・シャワー付きのキャンピングカーも各種ありますが、後始末を考えるとキャラバンパークの共用シャワー・トイレを利用する方が楽チンだと思います。
虫は、刺される・噛まれるヤツには注意するとして、珍しい虫のオンパレードだから楽しんじゃいましょう、この際もう。(笑)
大丈夫!(リラックスしたシニア夫婦の姿をここでも想像して下さい)
オーストラリアは、日本と同じ左側通行なので「そのまんま」です。
ただ、信号の無い交差点「ラウンドアバウト」のルールは、理解しておく必要があります。
オートマ限定の免許の人は、予約の際に変速機のタイプを必ず確認して下さい。
車種によってはマニュアル変速がまだありますから。
地図は、日本を発つ前に下調べはしつつも、現地で入手する方が良いと思います。
キャンパーバン

過去3回はオフロード車を利用してましたが、今回は舗装路の専用車。
広大なオーストラリアは未舗装路も多く、行動範囲が多少は限られてきますが、料金が安く車内が広いという点は大きなメリットです。
Britz社の利用は2回目。予約は自分で簡単にWebサイトで出来ます。
最安値の2人用のワゴン車ではなく、車格が一回り大きな4人用にしました。
メーターが示す総走行距離は113,480kmでした。
6泊7日の利用で、税込総額で約¥95,000。(AU$1,162.70)
これには、保険代(¥26,000)、テーブル・椅子(¥5,000)、ガソリン・LPガスのプリペイド代(¥7,500)などが含まれます。
前年の車はAU$1,967.41だったので、大きな節約になりました。
キャラバンパーク
今回のキャラバンパークは、全て事前予約や確認をせずに利用しました。
料金は基本的に、車内に交流電源が引けるパワードサイト・2名利用時のものですが、Townsvilleだけは電源の無いアンパワードサイトの料金です。
今回の利用一覧は以下の通りです。
(利用当時のレート:1AU$ = 約81〜83円)
地名 | キャラバンパーク | 宿泊日 | 料金 | 個人評価 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | Lake Eacham | Lake Eacham Caravan Park | 8/7 | 25.00 $ | ★★★ |
2 | Millaa Millaa | Millaa Millaa Tourist Park | 8/8 | 25.00 $ | ★★ |
3 | Conjuboy | Oasis Roadhouse - QLD | 8/9 | 25.00 $ | ★★★ |
4 | Townsville | Rowes Bay Caravan Park | 8/10 | 27.00 $ | ★★★★ |
5 | Lucinda | Wanderer's Holiday Village - Lucinda | 8/11 | 31.00 $ | ★★★★★ |
6 | Mareeba | Granite Gorge Nature Park | 8/12 | 28.00 $ | ★★★★ |
個人評価は今回の中での相対的なもので、利用した日の混雑具合、個人の好みも評価に含まれています。
各キャラバンパークの様子は以下の通りです。(各、写真2枚ずつ)












スマートフォンの活用
「ナビ」として、スマートフォン(iPhone 4)を海外で初めて活用してみました。
気になる料金は、通信が25Mバイトまでは¥1,980/日、それを超えると¥2,980/日の定額、という設定。(=SoftBank 2011年8月時点)。
この料金、レンタカーのオプションであるカーナビ(AU$10/日)の約2倍で、7日間で約14,000円と高額ですが、宿泊地を毎日現地で決める「自由なキャラバン旅行」において、絶大な威力を発揮しました。
他にも、次のようなメリットもあると言えます。
- 車を降りてもナビになる
- カメラ・辞書・書類・ノートなど、旅行で携帯したい機能が片手に収まる
- 定額の範囲内でメールやインターネットも使える
- 自分の機器なので、使い勝手が分かっている






思い出、諸々
オーストラリアの象徴、ロードトレイン。
向こうでは決して珍しくありませんが、こうして発車するところは初めて見ました。
何とも重厚!動画でどうぞ!
以下、その他の写真です。
これらの写真は「自分がどんな雰囲気の時を過ごしたか」という、あくまでも主観的な基準で厳選したもので、観光スポットの紹介ではないので、ご了承を。
なにせ全2,108枚から18枚だけのピックアップなので、載せきれない写真があまりにも多いのが心残りでなりません。



















