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11. オーストラリア(2004.12.2〜)  ver.2

このページは「渡航歴」のレポートです。

このレポートは、2005年の執筆内容をベースに、2011年5月に一部補筆してレイアウトを全面的に改訂しました。
初稿版への入り口は、いちおうこちらへ残しておきます。

それまでの殆どの渡航は「出張」でしたが、今回は正真正銘の旅行です。
しかも前の会社は辞め、次の就職先も決まっていて、全く何の気兼ねなく約4週間という期間を満喫する事が出来て、本当に幸せでした。
それまでは、新婚旅行(10日間)を超える楽しい旅行はないだろうと「覚悟」していましたが、嬉しい誤算でした。

旅の概要

到着日 滞在 滞在地 印象・キーワード
3(金) 7泊 ケアンズ 珊瑚礁、熱帯雨林、日本人たくさん
10(金) 1泊 アリススプリングス 先住民アボリジニ、荒野、乾燥気候
11(土) 4泊 エアーズロック レンタカーでキャンプ生活
15(水) 1泊 アリススプリングス 名残惜しいキャンプ生活
16(木) 1泊 (寝台列車) ザ・ガーン号、シャワー付き個室
17(金) 2泊 アデレード 無料巡回バスの走る都会
19(日) 1泊 カンガルー島 自然と野生動物の宝庫
20(月) 1泊 アデレード 無料バス
21(火) 5泊 ゴールドコースト 全長42kmのビーチ、アパート生活
26(日) 1泊 ブリスベン 大都市、ボクシングデー、カジノ


4週間の流れ

この旅行で撮った6,220枚の写真から「ほんの一部」をご紹介。
大まかに4つの地区に1週間ずつ滞在してきたわけですが、それぞれ景観の雰囲気がガラッと変わるのが以下の写真からでも分かり、オーストラリアの広大さが感じられます。
各写真をクリックすると、解説付きの別ウィンドウが開きます。

ケアンズ街中 エクスプラネード通り グリーン島 ウポルケイ アリススプリング空港到着
アリススプリングス ロードトレイン スチュアート・ハイウェイ サンライズ エアーズロック登頂
キングスキャニオン キングスキャニオン2 アリススプリングス駅 ザ・ガーン アデレード
セントラルマーケット フリンダーズ・チェイス国立公園 リマーカブル・ロック 運転手 アパートからの眺望
サーファーズパラダイス ビッ〜グ・ウェ〜ブ♪ ブリスベン中央駅ホーム ブリスベン市街

レンタカーでキャンプ生活

アリススプリングスで借りたキャンピングカーの紹介です。
こいつでエアーズロックなど自走で1,550km周遊してきました。

とにかく「こんな楽しい旅行の仕方があるのか!」と感動しました。
で、これがキッカケで、その後もキャンピングカーで再びオーストラリアを周遊するようになるわけです。

4WD Hire Service Right side view Front view Rear view テント Rear テント全容 At night テント Right side テント収納作業 Bushcamperと

オージー英語

これは行く前から良く聞いていた事ですが、オーストラリアの英語は、学校で習ったアメリカ英語と比べて発音が一部違います。
例えば、現地で最も耳にする「グダイ!マイト」はアメリカ英語流に発音すれば「グッデイ・メイト」(Good day, mate!)です。
このように「エイ」が「アイ」と発音されるのは頭では分かっていましたが、他にも色々あって意外と苦労しました。(しかも話し方がメチャクチャ速〜い!!)

例えば「エイ」を「アイ」と発音するのなら、「アイ」(= i )はどうなっちゃうんだろ?とか後になって気付くわけです。ちなみに「アイ」はちょっと「アエ」っぽく聞こえました。
「エイチ」(= h )は「ヘイチ」と言っていました。私の苗字はアルファベットで書くと「エイ」も「アイ」も「エイチ」もあるので、自分の名前のスペルを言うときは思いっきり意識して言わないと、全然通じませんでした。
けど、そんな独特のイントネーションのオージー英語も、最後の方は心地良く聞こえてました。(…たとえ意味が聞き取れなくても)

このように、オーストラリアの英語は「訛っている」と聞いていましたが、でもよくよく考えてみると、むしろ訛っているのはアメリカ英語の方なのでは?と後で気付いたりもします。
だって例えば「day」はローマ字的に読んだら「デイ」ではなく「ダイ」でしょう?
…面白い発見。

先住民族(アボリジニ)

全人口の約2%が先住民族アボリジニと言われています。
肌の色の濃さと、顔の彫りの深さが非常に印象的でした。
沿岸の都市では殆ど会えませんでしたが、中央部のアリススプリングスなどでは大勢のアボリジニと会いました。

余禄

最後の夜を過ごした12月26日。
この日はスマトラ島沖地震の大津波が発生して、大きなニュースになりました。
実は今回の大旅行は、「タイのプーケット島でのんびり過ごす」という別の案もあったのです。
「もし行っていたら・・・」と思うと、今でもゾッとします。
被害に遭われた方々には、心よりお悔やみ申し上げます。


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