

2. ドイツ、フランス、スイス(1992.10.04〜)
このページは「渡航歴」のレポートです。
(執筆は2007年6月です。)
目次(その項目へジャンプしたい場合はクリックして下さい)
- 初の「単身」
- 展示会視察ツアー
- フランスで過ごした週末
- 回想
- 展示会の視察(ドイツ)
- ある取引会社への表敬訪問(フランス)
- 社内の国際営業会議の出席(スイス)
初の「単身」
この出張の大まかな日程は次の通りでした。
海外経験2回目にして一人で行かされる事になり、慌てて英会話学校に通ったものの「焼け石に水」の状態。だから展示会の視察はまだしも、それ以外は悲惨でした。ホント。
また、出発当日から急に体調を崩した状態で過ごしたり、飛行機が数時間も遅れて到着地で途方に暮れたり、表敬訪問先で仕事の話が全く出来ない私に「お前は何しに来たんだ?」と叱られたり・・・。
国際営業会議に至っては、議題が何かすら分からず、発言を求められるたびに脂汗をかき、いやはや本当に大変だったんです。・・・ハイ。
でも、自分なりにがんばりました。
展示会視察ツアー
このドイツ・デュッセルドルフでの展示会の視察に関しては、日本からの「パックツアー」を利用したので、完全な個人行動ではありませんでした。
でもガイドがいるわけではなく、他の参加者は海外が初めてという人が殆どで、頼りになるどころか逆に頼られてしまう事もありました。(こっちもそんな余裕はないんですけど…)
期間中は発熱により体調が最悪だったのですが、休まずに展示会を視察してきました。

無理して観光にも行って来ました。ベートーベンの生家とか有名な大聖堂などを見てきた記憶がありますが、写真が殆ど残っておらず、あまり記憶が定かではありません。数少ない写真からドイツ版白バイです。当然、BMW製です。
フランスで過ごした週末
フランスに行った理由は、ある取引先の表敬訪問です。
当時私が所属していた部署で、そのフランスの会社の製品を日本で売ろうと契約を結んでいたのですが、1台も売れていないという最悪の状況でした。
そんな時に私がドイツとスイスに出張予定ができたので、「ついでに行ってこい」という部長指令で行く事になりました。
・・・我ながらよく行ったと思います。(^^;
でもそのおかげで、週末の2日間はパリ(フランス)に滞在する事になり、今回の出張のハイライトと言っても過言ではない週末を過ごす事になったのであります。








回想
この記事は14年後に記憶を頼りに書いたので、細かい事まではもう覚えていません。
だから一層「未熟な英会話力や体調不良でよくぞここまでやってきたなぁ」と自分でも感心してしまいます。
ツライ思いも沢山ありましたが、後になって「どんなに大変な出張でも、やっぱり海外出張は楽しい!」と思えるようになったのは良かったと思います。
異文化にどっぷり浸る事、沢山の国の人とコミュニケーションを取る事などで、「自分」という人間が客観的に見えてきます。
また、「おまかせツアー旅行」の類とは違って、自分で何とかしなければならないという状況で経験を積んでいく事も、非常に有意義でした。
この時はあまり気付いていなかったと思いますが、こういった「実体験」の積み重ねこそが、本当に自分を成長させてくれます。

