

カメラ

カメラが趣味!というほど本格的ではないですが、写真を撮るのは結構好きです。このウェブページも写真無くしては成立しません。
今まで所有してきたカメラを簡単に紹介します。
- RICOH AF-50F
- RICOH マイポートズーム
- OLYMPUS ミューズーム105
- KONICA SU
- OLYMPUS M-1
- FUJIFILM FinePix4500
- SONY Cyber-shot DSC U-60 (コカ・コーラ仕様)
- MITSUBISHI D505i, D506i(カメラ付き携帯電話)
- PENTAX Optio 43 WR
- Panasonic P703iμ(カメラ付き携帯電話)
- TOSHIBA Softbank 814T(カメラ付き携帯電話)
- Panasonic LUMIX DMC-FX33
- Panasonic LUMIX DMC-LX3
- Apple iPhone 4

RICOH AF-50D
自分専用の初めてのカメラです。
外観は製造元のページに紹介されています。(現物はもう手元にありません)
1985年に購入し、主にツーリングの写真撮影に大活躍しました。
ピント、露出、ストロボ、フィルム巻き上げetc...全て全自動のカメラです。
シャッターは機械式ではなく電子式で、シャッターボタンを押すと「カシィーャッ!」という派手な音と共に、撮影からフィルム巻き上げの操作を「瞬く間に」完了させていました。
オートバイ運転中に片手で操作できるほど操作性も非常に良く、大量にジャンジャカと撮影するには最適のカメラで、非常に気に入っていた一台でした。
RICOH マイポートズーム
ズーム機能が欲しくて購入した2台目のカメラです。
1台目のAF-50Dが非常に良かったので、同じRICOHのシリーズにしました。
このカメラは、主な被写体がフレーム(=写真の枠)の中心に無い場合のピンボケを防ぐために、自動的に主な被写体を探し出してピントを合わせてくれる、という機能が備わっていました。
しかし一個のセンサで複数の距離を測るため、シャッターボタンを押すと「グルルル…カシャッ」という具合に、実際にシャッターが切れるまでに少し「間」が生じるのが欠点でした。
AF50-D(1台目のカメラ)よりも一回り大きい形状も、予想以上に気になり、何だか馴染めずに、いつの間にか使わなくなりました。
OLYMPUS ミューズーム105
2台目のカメラの反省を踏まえて、シャッターのタイムラグが無く、小型軽量のタイプを選びました。ズームは3倍、しかも生活防水仕様。
セルフタイマー用のリモコンまであり、これは期待できました。
確かに、シャッターのタイムラグは問題無かったのですが、シャッターが押せる状態になるまでの時間も重要だという事をすっかり忘れていました。
このシリーズの特徴でもあるレンズカバーを開けてから、撮影可能な状態(この写真)になるまでに、3秒間も待たなければならないのです。
ズームを使う場合は更に2秒間の待ち時間が必要です
極めつけだったのは、レンズがズームの状態でスイッチをオフにしてしまった場合(又は自動的にオフになった場合)です。元の状態に戻すまでに10秒間もかかるのです!
デザインと機能は申し分無いだけに、ちょっと惜しまれます。
…文句ばかり書いてしまいましたが、このカメラは特に新婚旅行等で大活躍しました。
KONICA SU
昔、父親が使っていた我が家のカメラを1990年頃に譲り受けたものです。
発売は1961年6月なので、私が生まれる前にこの世に存在していたわけです。
このカメラは「レンジファインダーカメラ」という分類に属します。
「一眼レフ」と称されるカメラ(=後述のOLYMPUS M-1)が撮影用のレンズの画像をそのまま見ながら撮影するのに対し、レンジファインダーカメラは撮影用のレンズとファインダーは別々になっています。
こんな古いカメラで大丈夫かな?と不安でしたが、出来上がった写真はどれも非常に鮮明で感激しました。(今までの写真よりもキレイでした)
カメラの操作は全て「手動」です。撮影者の技量が問われるわけですが、これがまた楽しかったです。
ファインダーを覗くと上側に露出計が見えます。写そうとしている風景が「明るいか暗いか」をこの露出計で確認して、フィルムに対する光の強さがちょうど良くなるように「レンズの絞込み」と「シャッターの開く時間」を手動で調整してから撮影します。
露出計の針は、カメラ上部(軍艦部)にもあるので、ファインダーを覗かなくても露出は確認できます。
露出計の電源は不要です。(このカメラには電池は入っていません)
夜景の撮影や、背景のピントをボカして被写体を強調するような写真(=被写界深度を調整した撮影)など、今までの全自動カメラでは出来なかった撮影テクニックもこのカメラで覚えました。
こういう手動式のカメラしかなかった時代の人たち(=父親)は、否が応でもこういう知識(露出の事とか)を持っていたんですね。
子供の頃の自分をこうやって撮影してくれていたと思うと、感慨にふけってしまいました。
全自動カメラを使う上でも、こういう知識を持っていれば応用が利くので、本当にいい勉強になりました。
OLYMPUS M-1
縁があって譲り受けた初めての「一眼レフ」カメラです。2〜3万円でオーバーホールをして復活させました。
この機種はちょっと希少価値があるらしいです。
というのは、この「M-1」という機種は、他のメーカーのカメラ(ライカのMシリーズ)と名前が似ているという事でクレームが付き、発売数ヶ月後には「OM-1」に改名されたそうで、生産台数が少ないそうです。(1972年発売)
全ての操作が手動である事は前述のkonica SUも同じですが、M-1はレンズ交換が可能です。また、内蔵の露出計はSUと違い電池式です。
「一眼レフ」という名が示すように、カメラの中にレフレクター(reflector;反射板)があり、シャッターボタンを押すとこのレフが「パシャッ」と跳ね上がり、フィルムが感光します。これがあの心地よいシャッター音になっているわけです。
撮影性能の良さは言うまでもありません。
最近は手軽さの理由でデジカメを使用する事が殆どですが、また機会を見つけて末永く使って行きたい一台です。
FUJIFILM PinePix 4500
2001年に購入した初のデジタルスチルカメラです。
2004年8月にその使命を終えるまで、約1万2千枚の写真を撮り、大活躍しました。
撮りたい時にパッと撮れ、スイッチの操作性も良い小型軽量の優れモノでした。
有効画素数は240万画素です。音声付のムービーも撮れます。
「レンズ内にゴミが入る」、「ボタンが利かなくなる」などの故障が続き、4年間に5〜6回も修理に出すハメになりましたが、逆に言えば買い替える気にならないほど使い慣れたお気に入りの一台でした。(…ちょっと誉めすぎ?!)
幾度と無く故障を乗り越えてきましたが、2004年8月に水没事故(しかも海水)に遭い、その生涯を終えました。
海辺に荷物を置くときは、潮の干満に注意すべし。これ教訓です。
SONY Cyber-shot DSC U-60 (コカ・コーラ仕様)
2003年にコカ・コーラ社の懸賞で当選した2台目のデジカメです。
市販仕様とは違って、真っ赤なボディにコカ・コーラのロゴ入り。
メッチャかっこエエ!(なぜか関西弁)
何といってもこのカメラの最大の特徴は「水深1.5mまでOK」な防水仕様である事です。
片手撮り専用とも言えるコンパクトなデザインで、シャッターやスイッチは海遊びで手袋をしたままでも使い易いように工夫されています。
有効画素数は200万画素です。音声無しムービーも撮れます。
このカメラは、通常のデジカメでは持ち込めないような環境でも撮影できる、という特出した利点を備えているカメラです。だから例えば「モニター画面が小さい」とか「三脚用の穴が無い」とか、そんな贅沢は言ってはいけないのです。(まして言わんや懸賞の当選品なのですから!)
オールマイティーではないので、メインカメラとして購入するには向いていないと思いますが、セカンドカメラとしては実に良く出来たカメラだと思います。
沖縄の海でシュノーケリングをした時に、その性能を十二分に発揮してきたのは言うまでもありません。(「ギャラリー」の水中写真はこのカメラで撮影しました。)
MITSUBISHI D505i, D506i(カメラ付き携帯電話)
これをデジカメと言って良いものかどうか抵抗がありますが、紹介まで。
まずはこのD505iを使い、その後に後継モデルのD506iに更新しました。
有効画素数はD505iが63万画素、D506iが100万画素でした。
…いずれのモデルもデジタルカメラとして考えると、操作性もデータ処理速度も、肝心の写真の仕上がりも、いずれも及第点はあげられる性能ではありませんでした。
やっぱりこれらを「デジカメ」として評価するのは酷ってもんです。
キミたちはやはり、あくまでも携帯電話だな。
PENTAX Optio 43 WR
水没したFinePix4500の後継として購入しました。
他の大画面液晶(2インチ超)や超薄型の機種も少々魅力的でしたが、単三型乾電池が使えて、三脚用の穴と光学ファインダーのあるコレに決めました。(2004.9.24購入)
水がバシャバシャかかっても平気な防水性能を持ち、有効画素数は400万画素です。もちろん音声付き動画も撮れます。
携帯性と操作性は非常に良いです。操作は説明書を見なくても「直感的に」出来ます。
場所や環境を選ばずに「撮りたい時にどんどん撮れる」という面で非常に優れています。
また、動作の「音」が皆無なので、静粛な場所でも遠慮なく撮影できます。(これも意外と重要)
ピントや露出はもちろん全自動ですが、ボタン一つで手動調整にも切り替えられるので、こだわりの写真を撮りたい場合には非常に便利です。特にピントはモニターで確認しながら細かく手動調節が出来るので、例えば今まで困難だった「動き回るメダカの近接撮影」も簡単になりました。
マクロ(近接撮影)モードでは、なんと1cmの距離からピントが合います。
しかもマクロモードへの切り替えはボタン一発です。
個人的にはマクロ(近接撮影)機能は重要視しているので、大満足です。
背面の十字ボタンのレスポンスが悪くなったので、2008年の秋に修理見積りをとったところ、レンズカバーや電池蓋も交換した方が良い事が分かり、その修理費用が驚きの¥22,000!!
お気に入りのカメラでしたが、さすがに修理は断念しました。
第一線を退くまで、約19,000枚を撮影しました。
Panasonic P703iμ(カメラ付き携帯電話)
コイツの特徴は「薄い」事。音楽プレーヤーの機能も付いているので、ポケットなどに気軽に入るスマートさはグッドポイントです。
カメラの方は買替え前(D506i)の100万画素から少し上がって130万画素。
D506iでお気に入りだった機能のマクロスイッチもちゃんとあります。
・・・でもですね。写真の質は全然進歩していませんでした。
だから今まで同様、こいつをカメラとして使う事はやっぱり皆無でした。
TOSHIBA Softbank 814T(カメラ付き携帯電話)
会社から支給された196万画素のカメラ付き携帯電話です。
カメラの性能はもう期待していませんでしたが、どっこい写真の質は上々♪
パソコンの画面で見ても特に不満はありません。
このカメラは、マクロ撮影を含めてオートフォーカスなので、ボタンを押すと1〜2秒後にピントを合って、それからシャッターが切れます。
最初はこのタイムラグに戸惑いましたが、予めピントを合わせる「置きピン」も出来るので、次第に不便を感じなくなりました。
レンズの位置が、ディスプレイの裏面ではなくキーボードの裏面なので、慣れるまでは撮影したい範囲がなかなか狙い通りに合わない時もありました。
Panasonic LUMIX DMC-FX33
妻用として購入したので、デザイン等は私の好みではなかったのですが、借りて使ってみると、これがなかなか使いやすい。
レンズがいちいちニュッと出ますが、音も待ち時間も気になりません。
このLUMIXシリーズを選んだ理由は、ある結婚式で友人達がそれぞれ撮影した写真の中で一番明るくキレイだったのがLUMIXだったからです。
最大画素数は810万画素ですが、通常は280万画素で撮影しています。
レンズの明るさは開放端でF2.8です。
Panasonic LUMIX DMC-LX3
Optio 43WR(PENTAX製)の後継として、2009年4月に購入しました。
当初は43WRと同様の「コンパクト防水タイプ」を検討したものの、どれも決め手に欠け、突然候補に浮上したのが、撮影機能を重視したこのモデルです。
前項のDMC-FX33とは同じLUMIXシリーズなので、操作系は似ていますが、FX-33より多いボタン類からしても、その機能の豊富さが想像できます。
最大の魅力はダントツに明るいレンズ。「開放端でF2.0」です。
フルマニュアル操作にも対応しているので、例えばこの写真の様に背景のボカ具合を調節して撮影表現に差をつける、というような事も可能です。
またレンズが明るい分、フィルム感度を下げて目の細かい写真が撮れます。
実はこの「感度の差」による写真の見栄えって全然違うんですよ!
撮影の「気軽さ」や「素早さ」という面では、今まで使ってきたコンパクトカメラにはやや劣ります。
例えば撮影する度に手でレンズキャップを着け外しする必要があります。
でも高性能がウリの一眼レフに比べたら携帯性の良さは「圧倒的」だし、それでいて一眼レフのように色々と「遊べます」。
まさに、コンパクトカメラと一眼レフの中間的な存在、といったところです。
最大画素数は1010万画素です。
Apple iPhone 4
携帯電話をiPhoneに替えるため、契約をDocomoからSoftbankにしました。
特に不満のない写真の質もさることながら、常に携帯している事に加え、簡単にその場で写真をネットにアップロードできるようになり、ちょっとした場面でも撮影する事が格段に増えました。
撮影画面下の「HDRオン」は、写真の明暗を平均化してくれる機能で、これはなかなか良く出来ていると思いました。
さすがに暗い場所での撮影は画面が荒れますが、携帯カメラという観点では申し分ありません。

